KCD2 初心者ガイド|序盤の進め方と前作からの新要素
『キングダムカム・デリバランスII(KCD2)』は2025年2月発売の硬派な中世オープンワールドRPGです。舞台は1403年のボヘミア。鍛冶屋の息子ヘンリーとなり、トロスキー城周辺のボヘミアン・パラダイス地方から始まって、物語が進むと銀採掘の都市クッテンベルク方面へと世界が広がります。マップは前作のおよそ2倍。リアル志向ゆえ最初は戸惑いやすいので、序盤に押さえたい考え方を整理しておきましょう。
まず理解すべき「セーブ」の仕組み
本作のいちばんの壁は、いつでも自由に保存できないセーブ仕様です。記録が残るのは主に次の3つの場面です。
- 救命シュナップスを飲む(任意のタイミングで手動セーブできる消耗品)
- 自分の所有するベッドで眠る(体力・気力の回復もできる)
- クエストの開始・終了などのオートセーブ
救命シュナップスは薬師や行商人が少量を売り、敵から拾えることもあります。ただし買い続けると高くつくので、錬金術で自作するのが王道です。レシピは物語冒頭のイベントで自動入手でき、イラクサとベラドンナをワインで煮込めば量産可能。素材は野山に多く、序盤で採取と調合に慣れておくと精神的にとても楽になります。なお、シュナップスがなくても「セーブして終了」で再開はできますが、これは一時的な記録なので過信は禁物です。
序盤にやっておきたいこと
プロローグを抜けたら、まず拠点を確保しましょう。近隣の村を訪ねれば所有ベッド(眠ってセーブ)と保管チェスト(戦利品の置き場)が手に入ります。チェストは持ち物を軽くするのにも役立ちます。
お金に困ったら射的大会が手軽です。賞金を稼ぎながら射撃スキルの経験値も伸び一石二鳥。回復面では薬師からマリーゴールド煎じ薬のレシピを早めに買えば、安い素材で治療薬を切らさずに済みます。スキルは「使った行動が伸びる」方式で、走れば敏捷、話せば話術というように日々の行動そのものが成長になります。
戦闘の基本と前作からの変更点
戦闘は連打では勝てません。鍵は攻撃を寸前で受け流すパーフェクトブロック(緑の盾アイコン)で、成功させると反撃の隙が生まれます。上位技として、剣でのみ発動する防御不能のカウンターマスターストライクがあり、遊牧民キャンプのマスター・トムキャットとの決闘に勝てば習得可能。序盤装備では数発で沈められる強敵なので、基礎を固めてから挑みましょう。
前作KCD1からの新要素・改善点も押さえておきましょう。
- クロスボウの追加:長弓より扱いやすく、装甲を抜く威力もあり遠距離戦が安定します。
- 長柄武器(ポールアーム・槍)の正式対応:重武器スキルで運用でき、盾なしでも戦える幅が増えました。
- 鍛冶(鍛冶場)の本格化:単なるサブ要素から、武器を打って稼ぐ中核の遊びへ進化。素材を共有保管庫や馬から直接引き出せるようになりました。
- 装備3スロットの即時切替や床屋、馬レースなど、利便性と遊びの幅が向上。
初心者がつまずく点と対策
本作は「生活シミュレーション」の側面が強く、これを軽視すると一気に苦しくなります。代表的なつまずきポイントは次のとおりです。
- 所持重量の超過:拾いすぎると移動が遅くなります。価値・重量で並べ替え、不要品はこまめに売却を。
- 清潔さと評判:汚れて臭うと話術の判定が通りにくくなります。手入れして身ぎれいにしてから交渉に臨みましょう。乱暴な態度や犯罪は評判を下げ、特定のクエストが受けられなくなることもあります。
- 空腹・疲労・装備の損耗:放置すると不利が雪だるま式に膨らみます。クエスト後に「修理・売却・睡眠・洗浄」を習慣にすると安定します。
序盤で意識したいコツ
- 武器は一本に絞る:あれこれ手を出すと器用貧乏になりがち。当面は剣など1系統を集中して育てると判定で勝ちやすくなります。
- 会話は飛ばさない:膨大なセリフは情報と選択肢の宝庫。読み込むほど立ち回りが有利になります。
- 暴力の前にまず交渉:話術や評判で解決できる場面が多く、無用な戦闘を避けられます。
- こまめに眠ってセーブ:「あと少し」で進めて全滅、を防ぐ最大の保険です。
不便さこそ本作の魅力です。リアルな手触りに慣れれば、一歩一歩が確かな達成感に変わります。焦らず、ヘンリーの生活を整えながら世界に馴染んでいきましょう。
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